「綿帽子」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「綿帽子」について
【表記】綿帽子
【読み方】わたぼうし/かずきわた
【ローマ字読み】wataboshi
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「わ」で始まる冬の季語
・「冬の生活」を表す季語
・「三冬」に分類される季語
月ごとの分類
綿帽子を含む俳句例
風もなき秋の彼岸の綿帽子/鬼貫
北山の雪や相似て綿帽子/松瀬青々
綿帽子に赤毛布の男かな/会津八一
綿帽子の糊をちからや冬の蝿/許六
綿帽子士農工商の妻の体/黒柳召波
綿帽子首傾くは風のせい/二村典子
菜園に我妻見たり綿帽子/石井露月
小町寺尼がかむれる綿帽子/大森積翠
狗背の綿帽子ぬぐ日和かな/水田正秀
綿帽子上の乳人で在しけり/岡本松浜
日ざし来てうるほふ如し綿帽子/山崎駿
綿帽子共に老いたる五十年/筏井竹の門
綿帽子白拍子とは見えにけり/小澤碧童
綿帽子ふかぶかとして眉目あり/行方東湖
綿帽子ありて此の家死に絶えし/池内たけし
綿帽子ぬぎたる祖師にまみえけり/足立蓬丈