季語/卯月(うづき)を使った俳句

俳句例:101句目~

本阿彌光悦卯月は如何なもの着しや/藤田湘子

生くことも死もままならず卯月空/阿部みどり女

卯月しろがねの鱗を飛ばす母系かな/宇多喜代子

鮨二つの間を持ち逝ける卯の花月/長谷川かな女

黄楊の花卯月ぐもりのつづきけり/五十崎古郷句集