「鬱金の花」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「鬱金の花」について
【表記】鬱金の花
【読み方】うこんのはな
【ローマ字読み】ukonnohana
子季語・関連季語・傍題・類語など
・きぞめぐさ(きぞめぐさ:kizomegusa)
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季節による分類
・「う」で始まる秋の季語
・「秋の植物」を表す季語
・「初秋」に分類される季語
月ごとの分類
鬱金の花を含む俳句例
あさ露や鬱金畠の秋の風/野澤凡兆
山墓に薄暑の花の鬱金かな/飯田蛇笏
薬園の鬱金の花の夜も匂ふ/寺田木公
野の道は曲りつ鬱金の花ざかり/中田ゆき
坐し見るは鬱金の蝶の彼方かな/荻原久美子
鬱金黄葉田の一枚を埋めつくす/後藤真理子
時雨馳せうこんの花のさかりなる/大野林火