「綱引」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「綱引」について
【表記】綱引
【読み方】つなひき
【ローマ字読み】tsunahiki
子季語・関連季語・傍題・類語など
・綱曳(つなひき:tsunahiki_)
・縄引(なわひき:nawahiki)
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季節による分類
・「つ」で始まる新年の季語
・「新年の行事」を表す季語
・「新年」に分類される季語
月ごとの分類
綱引を含む俳句例
綱引の声が運動会の声/辻本斐山
綱引の首即陰の大蛇なる/沢木欣一
綱引やかの沖縄の粗き酒/赤尾兜子
綱曳の振舞酒や杓で酌む/中川秋光
綱曳や恵比寿大黒真中に/宮川史斗
鰤衆の湖中綱曳ただ叫ぶ/本多静江
二人して綱曳なんど試みよ/高浜虚子
綱引の右になだるゝ左かな/渥美渓月
綱引の綱の尻尾が退場する/辻田克巳
綱引の西町に雨ひかり降る/川上季石
綱引や双峰の神みそなはす/石井露月
綱引のづるづる旗色悪くなる/高澤良一
綱引の綱栄え飾る社頭かな/安藤橡面坊
綱曳の声山籟となりにけり/吉本伊智朗
綱引のつな栄え飾る社頭かな/安藤橡面坊
綱引の引き取られたる空手かな/大塚羽山