俳句例:101句目~
もぎたてのトマトに残る日のぬくみ/伊藤芙美子
炎ゆる日のはじめのトマトもぎにけり/高澤良一
あかあかと熟れてトマトの見捨てられ/山田まや
トマト熟る陽の温もりのまゝ喰みぬ/森岡/恵女
トマトもぐ手を濡らしたりひた濡らす/篠田悌二郎
梅雨冷えのサラダのトマト赤きかな/久保田万太郎
トマト好きならずともこのトマトはも/今井千鶴子
トマトもぐ手を濡らしたりひた濡らす/篠田悌二郎
トマト真赤みな子を連れてきようだい寄る/古沢太穂
カーニバルすみたるトマト熟れにけり/久保田万太郎