季語/竹落葉(たけおちば)を使った俳句

俳句例:101句目~

やすらぎの大地なりけり竹落葉/細木芒角星

筆置いて夜も竹の葉の散る音か/鷲谷七菜子

竹の葉散る奥へ奥へと魅せられて/高澤良一

竹落葉午後の日幽らみそめにけり/飯田蛇笏

かりそめに散るにはあらず竹落葉/渡辺恭子

深入りて我が身痩せゆく竹落葉/鍵和田のり子

竹落葉掌に白湯さめてゐたりけり/鷲谷七菜子

竹落葉どこへも行かぬ一と日あり/加藤三七子

薄荷つけて起きて居る夜や竹落葉/長谷川かな女

ひらひらと地に着くまでの竹落葉/阿部みどり女