「高山祭」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「高山祭」について
【表記】高山祭
【読み方】たかやままつり
【ローマ字読み】takayamamatsuri
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「た」で始まる春の季語
・「春の行事」を表す季語
・「晩春」に分類される季語
月ごとの分類
高山祭を含む俳句例
祭膳春慶塗の箸かろし/上村占
高山に空町がある春まつり/原裕
屋台提灯遅々と高山宵祭/高澤良一
棟梁の高山祭に攫はるる/山上寿衣
櫺子窓高山祭の灯を洩らす/関俊雄
海峡荒れ先帝祭へ人の渦/高山幸子
雪解の飛騨は高山祭かな/和田碧洞
高山の夜も澄む空に祭笛/高澤良一
からくりの翁の手振り春祭/石寒太
空町はひそと静けし春まつり/原裕
山車囃甘甘棒は飛騨の菓子/上村占
あざやけき雪代鱒を祭膳/藤田湘子
からくりの翁の手ぶり高山祭/石寒太
父が語りし高山祭まのあたり/大牧広
高山祭一夜に賭けて切なかり/林朋子
乗鞍岳へ唐子が跳んで春祭/黒田杏子
日がわたる高山祭の山車の上/三和千秋
嶺の雪の照り合ふ高山祭かな/金尾梅の門