「水中眼鏡」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「水中眼鏡」について
【表記】水中眼鏡
【読み方】すいちゅうめがね
【ローマ字読み】suichumegane
子季語・関連季語・傍題・類語など
・水眼鏡(みずめがね:mizumegane)
–
季節による分類
・「す」で始まる夏の季語
・「夏の生活」を表す季語
・「三夏」に分類される季語
月ごとの分類
水中眼鏡を含む俳句例
潮風に倦めり畳に水眼鏡/三宅一鳴
一つ目の大き水中眼鏡の顔/大沢爽馬
従妹九ツ蓬でみがく水眼鏡/田中裕明
水眼鏡して顔小さし鮑とり/平松竃馬
水眼鏡とらず少年走り去る/田中裕明
水眼鏡玲瓏として海松若布/江剌秀穂
浮き出ては人影さがす水眼鏡/長谷岳
海底のしづかな狂気水眼鏡/秋山卓三
水中眼鏡女ふはふは近寄り来/清水基吉
四次元へ手足あそばす水眼鏡/鈴木良戈
落潮の匂ひこもれる水眼鏡/大木あまり
水中眼鏡荒布の海の既知と未知/津田清子
水中眼鏡誰が毀した太郎の午後/楠本憲吉
水中眼鏡鰭ならぬわが手足見ゆ/福永耕二
水眼鏡光るまで磨ぐ海女かなし/原コウ子