「春社」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「春社」について
【表記】春社
【読み方】しゅんしゃ
【ローマ字読み】shunsha
子季語・関連季語・傍題・類語など
・社日(しゃにち:shanichi)
・社日様(しゃにちさま:shanichisama)
・社日詣(しゃにちもうで:shanichimode)
・社翁の雨(しゃおうのあめ:shaonoame)
・社燕(しゃえん:shaen)
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季節による分類
・「し」で始まる春の季語
・「春の時候」を表す季語
・「仲春」に分類される季語
月ごとの分類
春社を含む俳句例
筥崎の焼餅うまし春社日/村上岱南
門前に牛羊あそぶ社日かな/飯田蛇笏
天井から卸す社日の古き膳/岡本癖三酔
村口の土橋の雨も社日かな/松根東洋城
水飴の瓶の口切る社日かな/星野麥丘人
竹林に社日の雨の音もなし/古谷実喜夫
藍かめの機嫌も祝ふ社日かな/井上井月
髪染めて社日の老婆誘い合う/大中祥生
田子の膳社日の徳利たちにけり/飯田蛇笏
六歳の真顔春社のフォトパネル/松田ひろむ