「生姜酒」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「生姜酒」について
【表記】生姜酒
【読み方】しょうがざけ
【ローマ字読み】shogazake
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「し」で始まる冬の季語
・「冬の生活」を表す季語
・「三冬」に分類される季語
月ごとの分類
生姜酒を含む俳句例
圭角を以て聞えぬ生姜酒/高田蝶衣
月旦を草する燈下生姜酒/高田蝶衣
上元の接待殊に生姜湯/下村ひろし
梢見て風推し量る生姜湯/高澤良一
ゆっくりと胸暖めて生姜酒/山本邦子
湯疲れに生姜酒して湯治かな/溝口直
町の用終へての安堵生姜酒/大谷繞石
春寒や生姜湯かぶる風邪籠/臼田亞浪
夜の炉に僧のたしなむ生姜酒/岡安迷子
天竺へ波は立つらむ生姜酒/磯貝碧蹄館
生姜酒貧土の農と交はりて/堀井春一郎
老残の咽喉にひりりと生姜酒/宮下翠舟
生姜湯や生きて五十の咽喉仏/石塚友二
この里に老いて悔なき生姜酒/加藤あき江
再婚の気のなくなりて生姜酒/藤田あけ烏
生姜酒うつる世相になじまざる/阿部鴻二
生姜湯に顔しかめけり風邪の神/高浜虚子