「四迷忌」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「四迷忌」について
【表記】四迷忌
【読み方】しめいき
【ローマ字読み】shimeiki
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「し」で始まる夏の季語
・「夏の行事」を表す季語
・「初夏」に分類される季語
月ごとの分類
四迷忌を含む俳句例
北緯六東経九十二四迷の忌/川崎展宏
四迷忌や夕浮雲の移りをり/秋元不死男
四迷忌や生き残る我も髭白く/内藤鳴雪
棒砂糖珈琲に噛む四迷の忌/下村ひろし
花器の水硯にすりて四迷の忌/松本澄江
露西亜帽頂く写真四迷の忌/大橋越央子
四迷忌の夕日いつまで水のうヘ/鷲谷七菜子
四迷忌やいまだ迷ひの日に生きて/川畑利夫
四迷忌やつくづく長き夫の留守/阿部緋佐子
夫と子と同じ書買ひぬ四迷の忌/石田あき子
四迷忌や借りて重ねし書少し/石田波郷「雨覆」
四迷忌を卓上カレンダーにて知りぬ/加倉井秋を
空仰ぎ弁当使ふ四迷の忌/中西夕紀「さねさし」
二葉亭四迷の四迷忌なりけり/百合山羽公「楽土以後」