「鯖雲」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「鯖雲」について
【表記】鯖雲
【読み方】さばぐも
【ローマ字読み】sabagumo
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「さ」で始まる秋の季語
・「秋の天文」を表す季語
・「三秋」に分類される季語
月ごとの分類
鯖雲を含む俳句例
鯖雲に入り船を待つ女衆/石川桂郎
鯖雲の鱗数へて観覧車/大塚とめ子
鯖雲や乾ききつたる岩の群/有働亨
鯖雲や地の淋しさの一風車/有働亨
鯖雲や大神風のこと語る/河野静雲
鯖雲や放牛数へては忘れ/高橋美都
鯖雲や薬代にて追はれをり/有働亨
鰻放流沖の鯖雲底光る/百合山羽公
御陣乗太鼓沖の鯖雲縞粗く/奈良文夫
鯖雲もすでに大鱗冬立つ日/福永耕二
鯖雲や四十の行路見えかくる/登四郎
ひたひたと月の鯖雲一命終/鳥居美智子
鯖雲やまとめ買ひせり竹箒/藤本新松子
鯖雲や愚かに恃む髪黒きを/千代田葛彦
鯖雲の夜も広ごれり父癒えよ/天田牽牛子