「日射病」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「日射病」について
【表記】日射病
【読み方】にっしゃびょう
【ローマ字読み】nisshabyo
子季語・関連季語・傍題・類語など
・暍病(えつびょう:etsubyo)
–
季節による分類
・「に」で始まる夏の季語
・「夏の生活」を表す季語
・「晩夏」に分類される季語
月ごとの分類
日射病を含む俳句例
日射病頂上見えて倒れけり/森田峠
走り寄りしは女教師や日射病/森田峠
黄土ゆく夢よりさめし日射病/井上子
人も樹も大揺れしたり日射病/寺井朴人
母の呼ぶ風に覚めゆく日射病/山本悠水
気がつきし瞳に緑葉や日射病/中村狭野
一行の一人が缺くる日射病/坊城としあつ
日射病千切れし雲にすがりつゝ/武田一朗
日射病戸板にのせて運ばれぬ/瀧澤伊代次
番小屋に寝させてあるや日射病/宗田千燈
日射病倒れし其処はジャカルタで/高澤良一