季語/夏野(なつの)を使った俳句 夏の季語 2018.11.20 俳句例:201句目~ 瞳がいたくなるまで駈けし青野かな/和田耕三郎 白のまぶしさレグホン百羽夏野に飼ふ/加藤楸邨 空腹に雷ひゞく夏野哉/一茶/享和三年癸亥 昨日より今日を大事に夏野ゆく/久木原/みよこ テントの中ジプシー見えてゐて夏野/上野さち子 米味噌を積んで温泉に行く夏野かな/石島雉子郎 夏野来て不具の子抱くはピエタめく/成瀬桜桃子 日照雨来る夏野をかるく噛みながら/川田由美子 群衆を狩れよ/おもうにあかねさす夏野の朝の「群れ」に過ぎざれば/岡井隆 前へ 123