「菜種蒔く」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「菜種蒔く」について
【表記】菜種蒔く
【読み方】なたねまく
【ローマ字読み】natanemaku
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「な」で始まる秋の季語
・「秋の生活」を表す季語
・「晩秋」に分類される季語
月ごとの分類
菜種蒔くを含む俳句例
蝶鳥の夢や見つらん菜種蒔/樗良
つや~と黒き菜種を蒔きにけり/美津女
川舟で菜種蒔く娘に灯りけり/富永花鳥
菜種蒔く遠嶺の没日仰ぎ見ず/寺田木公
黒潮の黒の深まり菜種蒔く/延平いくと
出水跡畝なしに菜種振り蒔けり/高田蝶衣
菜種蒔くかそかなる音地に籠る/田中茅洋
菜種蒔くや伊豆も果なる開拓地/新井反哺
菜種蒔く朝日へ行きつ戻りつし/田島和生
うしろから山風来るや菜種蒔く/岡本癖三酔
休め田を打ちて菜種を蒔きにけり/北野丹楓