「群雀」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「群雀」について
【表記】群雀
【読み方】むれすずめ
【ローマ字読み】muresuzume
子季語・関連季語・傍題・類語など
・錦鶏児(きんけいじ:kinkeiji)
–
季節による分類
・「む」で始まる春の季語
・「春の植物」を表す季語
・「晩春」に分類される季語
月ごとの分類
群雀を含む俳句例
白雨や草葉をつかむ群雀/蕪村
白露の日海に広がる群雀/中拓夫
粟まきの跡踏みつけに群雀/可南
晴れし日の群雀沈め葱畑/佐野美智
木枯に吹かれて落ちる群雀/杉山青風
種麻につく群雀や出水原/金尾梅の門
群雀谷のふかきにわが残る/桂樟蹊子
群雀飛んで枯野の色を出ず/橋本榮治
群雀落つわが胸白い堰のごと/金子皆子
群れ雀蕎麦刈り時を知らせけり/日向白山
案山子たつれば群雀空にしづまらず/飯田蛇笏