季語/茉莉花(まつりか)を使った俳句

「茉莉花」を使用した俳句についてまとめてみました。

スポンサーリンク

季語「茉莉花」について

【表記】茉莉花

【読み方】まつりか

【ローマ字読み】matsurika

子季語・関連季語・傍題・類語など

・素馨(そけい:sokei)

・ジャスミン(じゃすみん:jasumin)

季節による分類

・「ま」で始まる夏の季語

・「夏の植物」を表す季語

・「晩夏」に分類される季語

月ごとの分類

7月の季語

茉莉花を含む俳句例

茉莉花を髪にかざして物売女/篠原

茉莉花の香指につく指を見る/横光利一

ジャスミンや酔ふ人影の水叩く/小池文子

凡夫たり茉莉花の香を強く嗅ぎ/攝津幸彦

茉莉花に帽子の鍔の触るるまで/西村和子

茉莉花の砂塵洗へばこぼれけり/小池文子

茉莉花へ虫の貌して近づけり/谷口ふみ子

茉莉花を拾いたる手もまた匂ふ/加藤楸邨

ジャスミン茶匂ひ濃くあり梅雨曇/高部純子

過ぎてなほ茉莉花匂ふ木の間径/加藤たけし

ジャスミンのレイを掛けられ入国す/山地曙子

ジャスミンの花とて匂ひみることに/稲畑汀子