マンホールに関連した俳句の例をまとめました。
マンホールを含む俳句例
マンホールの底より声す秋の暮/楸邨
月明きマンホールより鉄の棒/須藤徹
東京に千の満月/マンホール/高澤晶子
虎杖の花の散りこむマンホール/岡本眸
雪解水マンホールより溢れけり/新純子
マンホールより首出して白息す/北野春彦
四日はや工夫首出すマンホール/浅賀渡洋
春浅し一緒にのぞくマンホール/根津芙紗
残夏光マンホールより人のこゑ/岩田昌寿
踏みあてて鳴るマンホール雪卍/高井北杜
マンホールあたりが生家雪間なる/松山足羽
マンホールに水奔騰すクリスマス/宮坂静生
マンホールの底ひびきけり夜も雪解/有働亨
マンホールの水音寒夜は火の音す/寺田京子
マンホール薔薇の紋章もて塞ぐ/伊藤由貴江
マンホール身軽に踏んで四月馬鹿/的場秀恭
夏休み終わるを知らぬマンホール/二村典子
寒念仏マンホールの蓋踏み鳴らし/諏訪寿子
星流れ痴のマンホール踏めば鳴る/宮武寒々
マンホール木の葉が辿りつきて落つ/岡本圭岳
俳句例:21句目~
マンホール湯気立つは貴種流離かな/五島高資
柿噛りつつマンホール見てをりぬ/加倉井秋を