馬の尻に関連した俳句の例をまとめました。
馬の尻を含む俳句例
万歳や馬の尻へも一祝ひ/一茶
秋光やここ帯広の馬の尻/杜春
霧こめて道行先や馬の尻/几董
寒垢離に尻背けたる繋ぎ馬/蕪村
桔梗も馬の尻毛も靡く野ぞ/展宏
冬暖か綺麗に割れて馬の尻/堀敬子
凩に吹き落されな馬の尻/正岡子規
初夢や赫々として馬の尻/大木あまり
菫咲き埴輪の馬に尻の穴/田川飛旅子
霧こめて途ゆく先や馬の尻/高井几董
鞍とれば寒き姿や馬の尻/河東碧梧桐
馬の尻に行きあたりけり年の市/子規
馬の尻みがく少年雲の秋/小松崎爽青
馬の尻馬の尻ここは雪の国/細谷源二
梅雨空のずり落ちて来る馬の尻/石寒太
橇馬の臀毛少なに老いにけり/飯田蛇笏
満々たる馬の臀見え冬越す芽/成田千空
爽籟や艶にも馬の尻ならぶ/篠田悌二郎
馬の尻の綺麗に割れて菫咲く/中村和弘
馬の尻雪吹きつけてあはれなり/子規句集
俳句例:21句目~
馬の臀摶たれてひびく霜来つつ/藤田湘子
麦生うや哀しくまろき馬の尻/北原志満子
地吹雪と行くほのぼのと馬の臀/橘川まもる
夕涼や水投つける馬の尻/一茶/文化十一年甲戊