新婚に関連した俳句の例をまとめました。
新婚を含む俳句例
炭斗に漆の香あり新婚/滝春一
新婚の二客迎へる菊膾/塩川祐子
新婚の一夜泊りて今年鵙/和知喜八
新婚の二人の名刻む大瓢/前橋春菜
新婚の新居風鈴すでになる/及川貞
芹青む新婚の居の川に沿ひ/杉本寛
二人して綱曳なんど試みよ/高浜虚子
新婚の報告はづむソーダ水/毛塚静枝
新婚の夏や緒つよき男下駄/中山純子
新婚の嫁と連れ立つ年の市/池田博子
新婚の荷を解く窓の青葉風/吉田鈴子
新婚ふたりかくるる菊紫苑/石川桂郎
新婚を招きもてなす今年米/西浦一滴
新婚のころの花柚の香と思ふ/長谷川櫂
新婚のやぼ用のある帰省かな/橋本榮治
時計二つ動く新婚の木の芽和/川崎展宏
牛小屋に牛寝て新婚蒲団干す/宮坂静生
花楓新婚のふたり椅子に揺れ/山口誓子
キッチンに葱洗はれて新婚なり/須川洋子
キャベツ切る音の軽さも新婚か/橋本榮治
俳句例:21句目~
新婚が祖父をもてなす浅蜊汁/伊藤トキノ
新婚の雪がにじみし葉書つく/永田耕一郎
新婚のすべて未知数メロン切る/品川鈴子「水中花」