夜嵐に関連した俳句の例をまとめました。
夜嵐を含む俳句例
夜嵐の千本通り鉢敲き/正岡子規
我庵は汽車の夜嵐時鳥/正岡子規
夜嵐に寒雁鳴くも薄月夜/飯田蛇笏
夜嵐や吹きちらされて厄払ひ/馬光
夜嵐や網代に氷る星の影/正岡子規
夜嵐や落花吹付る電気燈/正岡子規
夜嵐や風呂場倒れて花薄/正岡子規
夜嵐に蓑はゞたくや網代打/高田蝶衣
夜嵐のあとくぼみけり稻莚/正岡子規
夜嵐の嬉しき麻の茂りかな/赤木格堂
夜嵐の海より起り十二月/鈴木真砂女
夜嵐の火串に狙ひ定まらず/正岡子規
夜嵐やどこの落葉を鳰の海/正岡子規
夜嵐や吹き靜まつて蔦の霜/正岡子規
もみにもんで夜嵐わたる鳴子かな/太祇
揉みに揉んで夜嵐わたる鳴子かな/太祇
泊まりたる邸の夜嵐破れ芭蕉/飯田蛇笏
牡丹伐つて其夜嵐の音すなり/正岡子規
花松に夜嵐の吹きつのるなり/飯田龍太
ひと夜嵐そのまゝ暑さ帰らざり/林原耒井
俳句例:21句目～
夜嵐に黒木くつれていとゝかな/正岡子規
夜嵐や黒木くづれて鳴くいとゞ/正岡子規
夜嵐や鴛鴦の思ひ羽散りもあへず/正岡子規
