赤飯に関連した俳句の例をまとめました。
赤飯を含む俳句例
赤飯に早蕨を添ふ春祭/近藤一鴻
赤飯の如き女と風の中/攝津幸彦
隣から赤飯とどき春祭り/清水哲
駐在に赤飯とどく春祭/彦坂幸子
八朔や赤飯供ふ辻稲荷/佐々木朝風
初午や堅き地主のお赤飯/小澤碧童
熔岩に置く赤飯一斗山開/新井徳子
赤飯に新米とある婚の宴/飯田弘子
お十夜の赤飯貰ふ鸚鵡かな/上島清子
お赤飯炊いては花の主かな/如月真菜
棟上の赤飯とどく夕木槿/石田あき子
親が配る婚の赤飯いわし雲/皆川白陀
赤飯に春日さしたる祠かな/正岡子規
赤飯や入学の子の薄化粧/佐野青陽人
やはらかに赤飯蒸して敬老日/日野菊江
初午の赤飯たべに来たられよ/河野静雲
涅槃会の手窪に分つお赤飯/今越みち子
風呂敷の中は赤飯つばくらめ/折井紀衣
なんとなく赤飯買ひぬ辛夷咲く/細川加賀
赤飯の湯気あたゝかに野の小店/正岡子規
俳句例:21句目～
赤飯を炊いて家中泣きにけり/奥山甲子男
赤飯を炊くたび疲れやすくなる/池田澄子
