デスマスクに関連した俳句の例をまとめました。
デスマスクを含む俳句例
夏月の半顔に翳デスマスク/吉原文音
デスマスク蒼くうかめり楽燈めば/篠原
夏潮に鯨きてをりデスマスク/岡田省二
熊楠のデスマスクなり大西日/中川禮子
花狩やいずこも若きデスマスク/徳弘純
雪に顔押して私のデスマスク/後藤綾子
デスマスク夜毎を冬の旅を聴き/高澤晶子
惜春やまなこつむれるデスマスク/源鬼彦
月皓皓としてデスマスク碧し/有馬ひろこ
秋風の一気に父のデスマスク/大木あまり
はまゆふの実や熊楠のデスマスク/玉置順子
デスマスクある壁を背に日向ぼこ/石原八束
万緑に万の翳りやデスマスク/鍵和田ゆう子
暖かく虚子デスマスク安置され/稲畑廣太郎
楽人のデスマスク掛け年惜しむ/小枝秀穂女
草かげろふ口髭たかきデスマスク/田中裕明
ひとつぶの汗滲みでるデスマスク/国武十六夜
銀漢やべートーヴェンのデスマスク/仙田洋子
霜の夜をひき緊まりゆくデスマスク/黒田杏子
マスクメロンどのデスマスクにもあらず/小檜山繁子