女盛りに関連した俳句の例をまとめました。
女盛りを含む俳句例
六十も女盛りや初鏡/矢野絢
厚司着て叱咤も女盛りかな/斎藤均
蕪はこぶ女盛りの紺絣/つじ加代子
蛍火を袂に入れて女盛り/鈴木鷹夫
雛段に女盛りの雛ばかり/三好潤子
河岸の焚火に女盛り過ぐ/友草寒月
几帳面に雪踏み女盛りかな/池田三郎
娘もすでに女盛りや百日紅/伊東宏晃
沈丁花女盛りにかほりけり/宮本緑山
湖風に女盛りのセル着たり/西本一都
雪柳さらりと女盛り過ぐ/高橋淡路女
羅や母とて女ざかり経し/上田五千石
か、仮に/女盛りの昼へ行く/坪内稔典
女盛りのマチ子と仰ぐ冬銀河/青木重行
毛皮被て女盛りを過ぎゐたり/本居三太
蛍追ふ六十路まだまだ女盛り/西尾幸子
うすものに月光を容れ女ざかり/檜紀代
芽柳に女ざかりを展げたり/長谷川栄子
黒穂抜き女ざかりを困りたる/後藤綾子
歯でむく栗むなしく女盛りすぎ/菖蒲あや
俳句例:21句目~
ほほづきに女盛りのかくれなし/河野多希女