鬼子母神に関連した俳句の例をまとめました。
鬼子母神を含む俳句例
朝顔や境内浅く鬼子母神/石川桂郎
福は内鬼も内とぞ鬼子母神/渡辺方子
稲妻や赫奕として鬼子母神/河野静雲
あさり来る春の烏や鬼子母神/中村史邦
手をつなぐ鬼子母神あり花の下/石寒太
毛衣の四日のをんな鬼子母神/黒田杏子
湯葉供へあり節分の鬼子母神/細見綾子
青梅雨の奥に灯して鬼子母神/吉田澄子
二百十日の鬼子母神森の夕星や/久米正雄
大でまり小でまり垣に鬼子母神/好本昌子
朝顔や護符に火を打つ鬼子母神/大谷夏木
田芹生う小道をゆけば鬼子母神/大重裕子
芒みみづく寒げに雨の鬼子母神/茂里正治
遺伝子は鬼子母神です花石榴/松宮由多可
青鬼灯雨脚ひかる鬼子母神/中之庄谷愛子
鬼子母神手まりを吊りし花御堂/疋田華子
鬼子母神旅立ちてより風の街/加藤かけい
毛虫焼く鬼子母神様子には見せず/岡田詩音
石榴裂け吾が中に濃き鬼子母神/野見山ひふみ
鬼子母神現れしは青き谷戸のどこ/加倉井秋を