サンダルに関連した俳句の例をまとめました。
サンダルを含む俳句例
お揃ひの白きサンダル双生児/斎藤夏子
サンダルがそつとまたいだ初氷/河野勝二
サンダルで本屋を覗く四温かな/石川文子
サンダルで青鬼灯を提げてくる/小野啓々
サンダルの人の入りゆく文部省/岸本尚毅
サンダルの浜に捨てあり夏の果て/岡村匡
サンダルの革紐きつき巴里祭/磯貝碧蹄館
サンダルは晩夏の海を漂うもの/倉持祐浩
サンダルを履き違へ来し甚平着/高澤良一
横須賀のサンダル履きの開国祭/高澤良一
法廷にサンダルで行く冬ひでり/角川春樹
サンダルを履く裸子や基地の町/木場田秀俊
サンダルを編む睡蓮のほとりかな/天野小石
子のぬぎし月夜のサンダル裏ばかり/石寒太
懺悔して白きサンダル穿きて去る/津田清子
晩夏光サンダル白くデッキ踏む/冨田みのる
足入れてサンダル小さき日向ぼこ/依光陽子
サンダルのプラトン曰く真/善/美/高澤晶子
亡き母のサンダル借りて落葉掃く/高野美奈子