オペラに関連した俳句の例をまとめました。
オペラを含む俳句例
寒椿持てば浅草オペラ湧く/不死男
秋灯へ帰る外なしオペラ果つ/篠原
オペラ座の序曲始まる秋扇/赤尾恵以
オペラ出て七星に春遠からじ/松村多美
オペラ果て町逍遙の白夜かな/岩崎照子
一滴の香水で締めオペラ座へ/山崎美彌
毒の瓶ころがるオペラ春愉し/吉原文音
オペラ座の裏窓ひらく夜の秋/市ヶ谷洋子
オペラ果て魔力を得たり虎落笛/吉原文音
オペラ見に毛皮まとひて一家族/高木晴子
オペラ観て千の牡丹を分根せむ/五島エミ
天暑し孔雀が啼いてオペラめく/西東三鬼
おぼろめくオペラの天井桟敷かな/山本歩禅
オペラ座に風よみがへる涼夜かな/吉原文音
オペラ座のロビーさながら毛皮店/木原苑生
春の夜のオペラは「マノン」誕生日/大石悦子
オペラはね白夜の街をさまよひぬ/秋枝蕭子()
階上はオペラはじまれり薔薇むしる/長谷川かな女
野外オペラ白馬現はれ舞台歩す/中川忠治「葛城山」