古書店を使用した俳句

古書店に関連した俳句の例をまとめました。

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古書店を含む俳句例

古書店の束ね全集蚊喰鳥/今井妙

古書店の奥の集会鑑三忌/須佐薫子

古書店で本二冊買ふ紅緑忌/阪本春枝

古書店に父の書披く菊日和/水原春郎

古書店の小暗がり出て花の坂/源鬼彦

古書店に無用の用や五月冷え/尾関乱舌

古書店の夜寒が匂ふ鼻めがね/酒井佑子

古書店の師走の山鹿素行集/後藤比奈夫

古書店の薄き埃や日脚伸ぶ/大竹三千子

水を打つ青年にして古書店主/馬場駿吉

素馨なる女を嗅ぎあて古書店に/渋谷道

古書店に聖夜の師弟出合ひけり/岩崎照子

古書店の名もなつかしき夏灯/片山由美子

古書店の紙を殺めて買はざりき/江田三峰

古書店の鉄の花瓶に今朝紫苑/小田切輝雄

遠雷やつくねんとして古書店主/三坂芳郎

しぐれ雲眼鏡において古書店主/諸角せつ子

古書店に古書を探して多佳子の忌/永川絢子

古書店や老いつどうかに敗戦日/諸角せつ子