げんのしようこに関連した俳句の例をまとめました。
げんのしようこを含む俳句例
口割つて幾世を咲ける御輿草/六角文夫
通り雨ありたる現の証拠かな/右城暮石
謎などはもたざり現の証拠の花/河合凱夫
人親しげんのしょうこの花を持ち/佐藤欽子
朝曇げんのしようこに目を据ゑて/石澤道郎
現の証拠の花と呼ばれてももいろに/辻桃子
踏みさうなところに現の証拠かな/雑賀/遊
げんのしようこから夕闇の子守唄/高野ムツオ
御師の家げんのしようこを縁に干し/広瀬一朗
火山灰汚れげんのしようこの花にさへ/西村数
草の花げんのしようこもまじりゐて/細見綾子
行者宿げんのしようこを帳場に挿す/茂里正治
げんのしようこ呑みて母の忌確かめる/萩原麦草
げんのしようこ祖は家持の神馬なり/遠藤寛太郎
比良に雲げんのしようこは白なりき/吉岡三枝子
げんのしようこ次男長女の籠にも入れ/石橋辰之助
げんのしようこの茶をのみ暮らし水中り/柴田晨起楼