青淵を使用した俳句

青淵に関連した俳句の例をまとめました。

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青淵を含む俳句例

青淵に入る泥水冬の果/辻桃子

何沈み青淵といふ祭笛/田中裕明

山桜青淵に舟すべらせて/長谷川櫂

笹鳴や青淵覗く危さに/馬場移公子

戸袋の青淵あかり大晦日/大峯あきら

青淵にさしかかりたる螢舟/大石悦子

青淵に映る神事や日短か/大峯あきら

青淵に桑摘の娘の映り居り/高浜虚子

青淵に翡翠一点かくれなし/川端茅舎

青淵のほかは雪満つ吉野川/松岡英士

青淵の嵐や落つる栗多し/水原秋櫻子

相追うて青淵をゆく胡蝶かな/橋本鶏二

秋水の白瀬青淵まさやかに/松本たかし

青淵の巌をふちどる落花かな/橋本鶏二

青淵の磧に一人キャンプせり/右城暮石

青淵の翳りのふかし朴の花/柴田白葉女

青淵に棲む綿虫の日を知らず/小林黒石礁

向きをたがへて青淵のねむり鴨/三田きえ子

あじさゐの花の内部の青淵にしばし泊てゐむ旅ゆくみづは/高野公彦