ひよんの実に関連した俳句の例をまとめました。
ひよんの実を含む俳句例
瓢の実を貰ひて縁生れけり/星野椿
心して吹けば妙なり瓢の笛/小路紫峡
瓢の笛五つに音色五つかな/山田弘子
ひよんの実を拾ひしが幸初詣/田中英子
ひよんの笛鳴らす傘寿の同窓会/中山杲
瓢の実のかろ~と枯色をなし/高木晴子
瓢の実を吹きて犬山城下かな/成瀬正俊
ひよんの実や山の厠へ雨の跳ね/手塚美佐
ひよんの実を机に英文学者留守/川崎展宏
ひよんの笛穴大きなと小さなと/茨木和生
吹いて見て拾ひ選りせる瓢の笛/伊保珀水
瓢の実を上手に吹けば笑はるる/上野章子
どうしても悲しく吹けぬ瓢の笛/後藤比奈夫
はればれとはぐれゆきしか瓢の笛/飯島晴子
ひょんの笛林芙美子はどこにゐる/伊東達夫
降り昏れて狭霧の中にひよんの笛/新村千博
ひょんの笛力を抜きて吹けば鳴る/植松千英子
ひよんの実のなりふりほとけ見てあるく/長谷川双