気を楽にすに関連した俳句の例をまとめました。
気を楽にすを含む俳句例
我が家が一番気楽青簾/泉千代
買物は一人が気楽簾見る/星野立子
一人旅気楽で淋し冬日浴ぶ/山田弘子
桃の暮いつも気楽な二番星/辻田克巳
顔見世の三階席に気楽に見/高濱年尾
散るものは散て気楽な卯月哉/正岡子規
貧山の故の気楽さのつぺ汁/中島不識洞
一本のすみれにやすむ気楽さよ/正岡子規
四五人で歩く気楽さ海桐の実/佐藤あいさ
欠勤と決めれば気楽春の風邪/木下美津恵
毎日を気楽に気楽にかたつむり/高澤良一
気楽とは淋しきものよ貝母咲く/小出民子
寄せ鍋にやもめ同士の気楽さよ/竹田ひろし
聞き役となりて気楽にちちろの夜/加藤武夫
気楽に生きて居ますと暑中見舞かな/川村紫陽
「気楽坊」に対す清和のかがやきに/伊藤いと子
つくづくと気楽いとはし胡瓜漬く/阿部みどり女
生えてゐるだけの気楽さ烏麦/山口いさを「山野」