一の宮に関連した俳句の例をまとめました。
一の宮を含む俳句例
初乗の単線一の宮詣/高橋香帆
初詣諏訪は信濃の一の宮/西本一都
北淡の一の宮より旅始め/廣渡秀子
嚏して境内広き一の宮/上井みどり
甲斐一の宮門前の袋掛/大西八洲雄
越後一の宮豪快に杉花粉/吉田未灰
冬杉に月照り武蔵一の宮/水原秋桜子
大いなる椎の若葉の一の宮/梁取久子
神々の伊勢一の宮お元日/松崎鉄之介
肥後一の宮春の田を鷭歩き/友岡子郷
降る雪の卍と越後一の宮/山崎ひさを
一の宮の大日だまりや七五三/山崎房子
大和一の宮三輪明神の屠蘇給ぶ/安住敦
槻の根の泉や美濃の一の宮/鈴木しげ子
武蔵一の宮寒明けの串だんご/川村正子
破魔矢受く山城の国一の宮/後藤比奈夫
早苗田に網張る伊予の一の宮/阿波谷和子
桃の花甲斐一の宮暮れにけり/鈴木しげ子
常陸一の宮の神威の雷ぞこれ/村松紅花「破れ寺や」