ハイヒールに関連した俳句の例をまとめました。
ハイヒールを含む俳句例
ハイヒール呆然と提げ大干潟/櫂未知子
ハイヒール躓き易し干大根/稲垣暁星子
台風の中へ覚悟のハイヒール/有坂裕子
薄氷と踏絵と赤いハイヒール/水月りの
ハイヒール提げて火渡る初薬師/永井武子
ハイヒール浜昼顔に脱ぎ捨てて/西村和子
一日のどこにも桜とハイヒール/坪内稔典
二百十日上司の白いハイヒール/小四昭夫
爪先に懐炉を入れてハイヒール/相馬沙緻
花冷や砂より抜けるハイヒール/新庄八重
上り簗こはごは覗くハイヒール/五十嵐みい
花冷えや足に馴じまぬハイヒール/矢口由起枝
踊りたる夜のあり黴のハイヒール/北見さとる
三鬼忌の野よりひき抜くハイヒール/正木ゆう子
芙美子忌の芙美子の小さきハイヒール/岩崎眉乃
ポインセチア抱いて真赤なハイヒール/西坂三穂子
おしろいや日暮れて出て行くハイヒール/左名木京子