携帯電話に関連した俳句の例をまとめました。
携帯電話を含む俳句例
携帯の電話片手に野焼かな/神郡貢
初詣携帯電話の巫女はしる/市川恭子
夜の蟻携帯電話を跨ぎ越ゆ/高澤良一
握りしむ携帯電話枯野行/篠田くみ子
携帯電話駅に溢れて盆帰省/鈴木一真
携帯の電話とどかぬ天の川/川島久子
携帯をはみ出す笑顔合格す/福田節子
亀鳴くや携帯電話飼つてをり/内田美紗
渡り漁夫携帯電話夜な夜なの/菊池志乃
虹見上げ携帯電話耳にあて/今井風狂子
砂丘より放つ携帯ばうふう咲く/淵脇護
初便り携帯電話のベルが鳴る/堀/さき江
室咲やソファーに携帯電話鳴り/伊東一升
屋根替への高きに携帯電話鳴り/古木俊子
携帯のチチロチロチロ盂蘭盆会/榎並恵那
春よまたネコと写文字の携帯機/駒林木更
携帯電話るると四葩の辺に受けぬ/高澤良一
携帯のるるる鳴きして/夜の秋/佐々木英子