長電話に関連した俳句の例をまとめました。
長電話を含む俳句例
冬籠少しの用に長電話/三木由美
妊りし娘に長電話春の宵/野川枯木
立春を五分遅らす長電話/有馬英子
籐椅子や母の愉しむ長電話/栗田/旻
長電話用件二の次日脚のぶ/吉田多美
もてあまし居る長電話蝉時雨/樋口明子
同じ月見てゐるはずの長電話/橋本榮治
年の瀬の忙しと言ふて長電話/橋本敏子
長電話して春の風邪うつされし/飯田直
長電話芭蕉は風の耳を巻く/おおしろ建
帰省子にかかって来たる長電話/安藤寿胡
手つかずの氷菓とけゆく長電話/藤村礼子
枯野見つつ際限もなき長電話/田邊香代子
柚子湯出し素顔のままに長電話/西村和子
湯ざめしてそれも楽しき長電話/熊田淳子
秋の日に小指のあそぶ長電話/飯野きよ子
リラの夜のほと~吾子の長電話/金田あさ子
長電話きるきつかけにはたた神/安部しずほ