樹木を使用した俳句

樹木に関連した俳句の例をまとめました。

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樹木を含む俳句例

樹木医の叩く樹の音春浅し/辻本孝子

樹木形ランプや春の製本所/宮坂静生

花火会城の樹木が障るなり/津田清子

春陰の病舎向き合ひ樹木なし/岩田昌寿

素性よき樹木といはむ花水木/高澤良一

送り火や遺愛の樹木に風の出て/小島健

鶯や官林の樹木伐るべからず/正岡子規

ふうは中国産まんさく科の樹木/高澤良一

樹木巡礼敲いて撫でて秋気澄む/香坂恵依

羽音して樹木も歩き出す月夜/荻原都美子

たくましき樹木に良夜来つつあり/金田咲子

樹木医に癒やされし跡梅雨巨木/山本つぼみ

父を亡くした日の明るい樹木限界線/江里昭彦

秋の日にカキノ木ダマシといふ樹木/高澤良一

秋日濃く樹木とおのれいとしき位置/金田咲子

芽吹きては樹木のかたち毀すまで/正木ゆう子

人間派転じて樹木派毛虫焼く/石田波郷「谷原雑記」