飾り窓を使用した俳句

飾り窓に関連した俳句の例をまとめました。

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飾り窓を含む俳句例

飾窓夏蒲団欲し就中/石塚友二

年の瀬の夜となる早さ飾窓/立子

颱風禍鉢木色澄み飾窓/宮武寒々

餅花を隅に垂らして飾窓/高濱年尾

しろき息女優がのこす飾窓/宮武寒々

をみならに春立ち急ぐ飾窓/林原耒井

羽子板は横顔ばかり飾窓/田代よし子

飾り窓に毛皮韃靼の羊似の/伊丹公子

浴衣着し身のすずやかに飾窓/太田鴻村

飾り窓に写る師走の真顔かな/丸山希よ

飾り窓に夜寒の灯かゞやけり/島田青峰

飾り窓襟布満つ薔薇に寒雷す/宮武寒々

飾窓の中に梯子や梅雨の漏り/宮武寒々

夜霧の灯飾り窓とは誰が言ひし/岩崎照子

梅雨の飾窓カレーライスの皮に皺/香西照雄

菊の飾窓虻摶つことをくりかへす/原田種茅

飾窓に押されし花菜目をつぶる/田川飛旅子

飾窓に帽子の咲く木巴里祭/宮脇白夜「緑酒」