瞑想に関連した俳句の例をまとめました。
瞑想を含む俳句例
赤えいの瞑想感覚尊けれ/安西篤
瞑想の鼾に覚めて春炬燵/小出秋光
耳たぶの血色ぞすきて瞑想す/篠原
恋猫は日に膨らめる瞑想家/高澤良一
瞑想のヨガ道場に春日差す/河内久美
瞑想によき葉桜のドームかな/河村啓花
瞑想のそろそろ終る蟇一歩/山元志津香
瞑想の形でゆれている枯葉/碓井のぼる
籐寝椅子瞑想録をかたはらに/長谷川櫂
花疲れ瞑想のごと眼をつむる/冨岡梧桐
瞑想の案山子を解くは闇がよし/星野思抱
禽嚥んでふくろふのまた瞑想す/鈴木貞雄
花馬酔木われ瞑想の椅子の欲し/小宮山勇
象の眼は瞑想リンゴ食むときも/和田知子
ゴムの木瞑想白鳥は去り人は歩き/高野ムツオ
フォロ/ロマーノでの瞑想姿勢白色の黄色の/伊丹三樹彦
地下鉄に瞑想りをればアマゾンの大逆流ふいにわが胸奔る/影山一男