旅支度に関連した俳句の例をまとめました。
旅支度を含む俳句例
短夜や貢進生の旅支度/野村泊月
ぎんなんも落るや神の旅支度/桃隣
こまごまと朝蜩に旅支度/川崎展宏
八月や巡礼という旅支度/久保砂潮
旅なれぬ妻極月の旅支度/後藤良子
油なき雁の羽並や旅支度/中村史邦
白靴を買ひ旅支度整ひぬ/矢嶋淳子
旅支度少しづゝ梅雨深む中/高澤良一
春の夜や諸越へ行く旅支度/藤野古白
秋雨やまだ先の日の旅支度/斉藤富美
みちのくへ白露過ぎたる旅支度/星野椿
三月のかの地いかにと旅支度/稲畑汀子
旅支度道後の花に逢ひたくて/高澤良一
鼻唄は「りんご追分」旅支度/高澤良一
ハンカチをすこし余分に旅支度/高澤良一
室咲きに水やることも旅支度/片山由美子
旅支度終へ梅の香にしばし佇つ/清水博子
着膨れて入れたり出したり旅支度/増田豊子