ライオンに関連した俳句の例をまとめました。
ライオンを含む俳句例
百獣の王の幽閉冬どなり/福田貴志
ライオンの咆吼遥か虫が涌く/野原薫
ライオンの貌大なり花吹雪/河野静雲
馬の脚ライオンの脚天高し/二村典子
百獣の王寝てばかり空つ風/高澤良一
ライオンの咆哮風を涼しくす/梶田悦堂
ライオンの虚言癖はみなみ風/稲葉百穂
ライオン苦し赤剥け岩の一冷雲/赤尾兜子
仰向けにライオン眠る葭簀張り/右城暮石
ライオンの渇き鹹湖のとさか草/八木三日女
ライオンの立て髪は神への不義だ/春海教子
三越のライオンにをり春シヨール/染谷彩雲
銃口は何処ライオンが老いていく/滝口千恵
ライオンは寝てゐるわれは氷菓嘗む/正木ゆう子
ライオンの抜けてきさうな茅の輪かな/小野口正江
ぶらりとライオン都会の赤児が眠っている/坪内稔典