足首に関連した俳句の例をまとめました。
足首を含む俳句例
手に手首足に足首更衣/福田新樹
足首の埃たたいて花そうぶ/一茶
ふるさとの手首足首桃雫/攝津幸彦
八月を足首細く迎えけり/和田悟朗
踏台の足首ほそき藍浴衣/橋本榮治
寒行の足首細くふみだしぬ/有馬朗人
曼珠沙華足くび細く女立つ/三好淡紅
足首の細きギプスや養花天/如月真菜
向日葵や足首細きとびの足袋/高井北杜
少女提ぐスケート靴も細足首/品川鈴子
曼珠沙華手首足首ぼろぼろに/攝津幸彦
炬燵より出し足首を掴まるる/寺井谷子
足首のひかりゐし竹落葉かな/田中裕明
足袋替へる母の足首細りけり/吉宇田敬子
足首まで埋もれ五月の砂丘ゆく/神谷翠泉
野の蚋に足首の虚をつかれけり/久保乙秋
足首に血の溜まりくる夜の新樹/ふけとしこ