悪夢を使用した俳句

悪夢に関連した俳句の例をまとめました。

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悪夢を含む俳句例

冬麗悪夢醒めずに笑ひをり/仙田洋子

籐寝椅子悪夢に髪を挟まれる/蔦悦子

長き夜の悪夢驚きて鼠落つ/正岡子規

七夕や生くる限りは悪夢憑く/石塚友二

夢といへば必ず悪夢花八ツ手/細川加賀

寒雷や悪夢見てゐる人を見る/仙田洋子

拳で叩く枯木悪夢の昨夜無し/小宮山遠

青春は悪夢に似たりたらの花/角田双柿

初夢のあまり美事に悪夢なる/山田みづえ

悪夢から醒めて柳のわたがとぶ/駿河妙子

悪夢醒めて干柿一つ食んでをり/仙田洋子

春泥の道を悪夢のつづきかと/上田五千石

ひるがおの中の一つは悪夢なり/津沢マサ子

木槿白し悪夢にからめられし夜も/仙田洋子

凌霄花よべの悪夢のひそむかに/鍵和田ゆう子

八重くちなし濡るる重さや悪夢あと/鍵和田ゆう子