男盛りに関連した俳句の例をまとめました。
男盛りを含む俳句例
萍や男盛りを便便と/奥山源丘
寒造り櫂挿す男盛りかな/杜あとむ
牡丹崩れ男盛りの僧を呼ぶ/仁平勝
白を腹におよがせ男盛り/鈴木鷹夫
虹懸けて男盛りの雲の峰/沢木欣一
青饅や男盛りの喉ぼとけ/白井久雄
いつよりの男盛りや紅葉山/波戸岡旭
棕櫚の花男盛りの香を放つ/渡辺恭子
男盛り過ぎて蚊遣の渦の外/近藤一鴻
ぼうぼう焼く男盛りの青秋刀/武田和郎
六十路なほ男盛りと年酒酌む/平田青雲
炎帝の男ざかりを畏れけり/佐々木/稔
男盛りが育てるしめじ閉銅山/花谷和子
目まとひに憑かれて男盛りかも/井上弘
金銀刷り男盛りの賀状来る/大川富美代
さるすべり男盛りがつかんだ死/清水哲男
冬ばら抱き男ざかりを棺に寝て/中尾寿美子