赤牛を使用した俳句

赤牛に関連した俳句の例をまとめました。

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赤牛を含む俳句例

肥後赤牛豊後黒牛草紅葉/瀧春一

赤牛が一枚上手牛角力/高澤良一

豊年の赤牛撫でて青年よ/岸風三樓

雪催ひ相馬赤牛首をふり/島ふで女

何に急く赤牛ボートより見えて/原裕

冬耕や肥後赤牛に日の当る/坪野文子

夏日負ふ佐渡の赤牛五六頭/成田千空

大旱の赤牛となり声となる/西東三鬼

赤牛に空はれ風の七かまど/渡辺幸子

赤牛のかたまり動く大夏野/斉藤小夜

道の辺に赤牛匂ふ端午かな/村山古郷

秋雲離々赤牛を汝が墓標とす/岡田日郎

肥後の赤牛豊後黒牛冬草に/鈴木真砂女

赤牛がどたりとねまり島の秋/中山純子

赤牛の火のごと阿蘇の牧の秋/皆吉爽雨

葛の雨はじきて肥後の赤牛よ/鈴木しげを

赤牛岳を墓標と見ればほととぎす/福田蓼汀