呉竹に関連した俳句の例をまとめました。
呉竹を含む俳句例
呉竹の横町狹き霰かな/正岡子規
くれ竹の力押えて雪重し/正岡子規
呉竹の名に音たてゝ霰哉/正岡子規
呉竹の根岸の里や松飾り/正岡子規
戸まどひや呉竹くゞる夜の雪/西望
呉竹の奥に音あるあられ哉/正岡子規
燈籠や呉竹よりも揺れ易く/尾崎迷堂
くれ竹の根岸にすんで花の春/正岡子規
呉竹のなかの空気を量りけり/五島高資
呉竹の池の二月のかいつぶり/岡井省二
鳥宿る呉竹の壺霞みけり/長谷川かな女
くれ竹の雪ひつかつき伏しにけり/正岡子規
呉竹のよよにあふひの祭かな/樗良「我庵」
呉竹の伏見を出たり団うり/闌更「三傑集」
呉竹を揺する荒東風恋いくつ/鍵和田ゆう子
くれ竹の根岸の里にかくれたる人を訪ふ日のうす花ぐもり/正岡子規