セザンヌ/に関連した俳句の例をまとめました。
セザンヌ/を含む俳句例
セザンヌの裸体習作深む秋/高澤良一
セザンヌの使はぬ色の初筑波/石平周蛙
セザンヌの描きし色味春北風/新山郁子
セザンヌの筆の余白に秋の声/岡田貞峰
鳥渡るセザンヌの山ミレーの田/大串章
セザンヌの林檎小さき巴里に来て/森尻禮子
セザンヌの絵画と同じ秋果買ふ/藤井寿江子
雪靴をもてセザンヌの前に立つ/田川飛旅子
果て弘法露店にモネもセザンヌも/本橋康子
冬ざるるセザンヌの耳ゴツホの耳/行方克巳
無花果に彳ちセザンヌを見し記憶/京極杞陽
菊見るやまだセザンヌに憑かれゐて/山田桂梧
虹りゆく朝半宵丁にセザンヌるかな/加藤郁乎
雪きびしセザンヌ老残の記を読めり/水原秋櫻子
セザンヌと林檎のごと一生君も釘打て靴に/橋本夢道