片腕を使用した俳句

片腕に関連した俳句の例をまとめました。

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片腕を含む俳句例

片腕が残り人形供養果つ/藤岡筑邨

片腕に風さわぐ蘆抱き刈る/下村福

錦秋の片腕洗ふ人さらひ/攝津幸彦

雨匂うところ片腕花蜜柑/鳴戸奈菜

片腕の位牌になりぬ秋の風/正岡子規

片腕の牛飼い飛行船憎む/田中久美子

片腕は夢中の父といさかへり/松崎豊

片腕を吊つてゐたりし囮守/茨木和生

仁王像の片腕さがす黒蟻よ/長谷川秋子

涼を売る路傍の金屋片腕なし/石原正男

片腕を照し出しゐる夜振かな/由利宵川

片腕を窓に垂らせる野分かな/鈴木鷹夫

背泳の片腕に日を摶ちすすむ/福永耕二

友よ我は片腕すでに鬼となりぬ/高柳重信

垂らすべき片腕のなき晝寝かな/加倉井秋を

岩海苔採る/片腕漁夫の身のこなし/稲荷光乃