浅葱色に関連した俳句の例をまとめました。
浅葱色を含む俳句例
天と地の境は浅葱雪の果/石嶌岳
神官の浅葱の袴掃初め/木村登志子
高原の老鷲の唄みづ浅葱/伊藤敬子
けふ秋や朝浴暮浴山浅葱/松根東洋城
冬水の行方浅葱の扉なす空/安東次男
夏河は洲の白水の浅葱かな/川崎展宏
業平の祭浅葱に晴れたる日/後藤夜半
秋の蛾の魔力と思う浅葱色/瀬尾教子
鵜飼待つ空のさざ波水浅葱/平賀扶人
ほほづき市髪の手絡は水浅葱/今泉貞鳳
夏芝居撒き手拭は水浅葱/長谷川かな女
山はまだいろの浅葱や初ざくら/森澄雄
音羽屋の浅葱小袖も二月かな/作田幸子
便りせむ安房は浅葱の朝がすみ/大屋達治
朝顔の浅葱普羅忌のくもり空/文挟夫佐恵
さざなみに馴染む鹿の子浅葱の瞳/佐川広治