野良猫を使用した俳句

野良猫に関連した俳句の例をまとめました。

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野良猫を含む俳句例

のら猫の声もつきなや寒の内/浪化

野良猫に金属かくす枯葎/北原志満子

野良猫の揺らして通る雪柳/脇本幸代

漆黒の野良猫にして恋すなり/松村蒼石

野良猫に欠伸のうつる小六月/角川春樹

野良猫の無理して通る瓜の花/藤岡筑邨

野良猫やうかれ行く程松の中/内藤丈草

のら猫の糞して居るや冬の庭/子規句集

野良猫のつらよ弥生の河豚の腸/中村史邦

野良猫子連れ何時も踏みくる竹落葉/篠原

のら猫の罠にまたるゝ恋路かな/松岡青蘿

のら猫の裏声ききて風邪心地/藤井寿江子

寒むや嫗いつしんに野良猫の餉を/松村蒼石

雉子羽をひろげ野良猫逃げてゆく/阿部みどり女

野良猫の揺らして過ぎし鹿の子百合/阿部みどり女